概要
データセンター(Data Center)とは、サーバーやネットワーク機器を24時間365日稼働させるための専用施設です。
想像してみてください。あなたがWebサイトを見るとき、そのデータはどこかに保存されていますよね。 そのデータを保存しているサーバーは、「データセンター」という専用の建物の中に置かれています。
データセンターは、「サーバーの家」のようなものです。 電源が止まらないように、暑くならないように、不正アクセスされないように、 さまざまな設備が整えられた施設です。
Webサイト公開にはデータセンターとWebサーバーが必須
Webサイトを公開するためには、データセンターとWebサーバーが必ず必要になります。
サーバーは24時間動き続ける必要があります。 家庭用のパソコンを24時間つけっぱなしにするのは、電気代もかかるし故障のリスクもあります。 そこで、サーバーを専門に管理する施設=データセンターが使われます。
データセンターには、以下のような設備があります。
- 電源: 停電してもバックアップ電源で稼働し続ける
- 冷却: サーバーは熱を出すため、常に適温を保つ
- セキュリティ: 不正アクセスや物理的な侵入を防ぐ
- ネットワーク: インターネットに高速で接続
Vercelはデータセンター上でWebサーバーを提供している
Vercelなどのホスティングサービスは、データセンター上でWebサーバーを提供しています。
自分でデータセンターを借りたり、サーバーを設置したりする必要はありません。 Vercelにコードをデプロイするだけで、データセンター内のサーバーでサイトが動きます。 つまり、Vercel=データセンター+Webサーバーをまとめて提供してくれるサービスです。
URLでアクセスするにはDNSが不可欠
データセンターにサーバーを置いても、itwords.jpのようなURLでアクセスできるようにするには、DNSによる名前解決が不可欠です。
DNSは、ドメイン名をIPアドレスに変換する仕組みです。 ブラウザはまずDNSに「itwords.jpのIPアドレスは?」と聞き、 取得したIPアドレスを使ってWebサーバーに接続します。
そのため、Webサーバーを提供する事業者は、自社DNSまたは外部DNSサービスと必ず連携しています。 Vercelも、ドメインを入力するだけで自動的にDNS設定を行ってくれます。
ひとこと整理:インターネットは分業されたインフラの連携
DNSは「Webサイトが存在するための前提条件」です。
インターネットは、分業されたインフラ同士の連携で成り立っています。
- データセンター: サーバーを置く施設
- Webサーバー: データを保存・配信するコンピュータ
- DNS: ドメイン名をIPアドレスに変換する仕組み
- HTTP/HTTPS: ブラウザとサーバーの間でデータをやり取りするルール
これらの仕組みが連携することで、URLを入力するだけでWebサイトが表示されます。 DNSという仕組みがあることで、Webサービスの提供と利用が成立し、 インターネット上のビジネスが成り立っています。
関連用語
| 用語 | 説明 |
|---|---|
| サーバー | データセンターに置かれる。データを保存・配信するコンピュータ |
| DNS | URLでアクセスするための前提条件。名前解決を行う |
| Vercel | データセンター上でWebサーバーを提供するホスティングサービス |
| ホスティングサービス | データセンター内のサーバーを借りてWebサイトを公開するサービス |
| HTTP/HTTPS | サーバーとブラウザの間でデータをやり取りするルール |