概要
JSON(JavaScript Object Notation)は、軽量で人間にも読みやすいデータ交換フォーマットです。 Web APIやデータ保存など、あらゆる場面で使われる標準的なデータ形式で、キー(名前)と値のペアでデータを表現します。 詳しくはMDN - JSONも参照してください。
体験してみよう:JSONの特徴を比較で理解
JSONの特徴を比較で理解しよう
同じデータを異なる形式で表現すると、JSONの「軽い」「シンプル」「読みやすい」という特徴が一目で分かります。
ポイント
- 人間が読みやすく、機械が処理しやすい構造
- Web APIのレスポンス、設定ファイル、データ保存など幅広く利用
{"key": "value"}の形式でデータを表現- JavaScript以外の言語(Python、Java、PHPなど)でも扱える
JSONの基本構造
JSONは以下のデータ型をサポートしています:
- 文字列:
"こんにちは" - 数値:
42,3.14 - 真偽値:
true,false - 配列:
["りんご", "バナナ", "みかん"] - オブジェクト:
{"name": "田中", "age": 30} - null:
null
日常生活でのJSONの例
JSONは私たちが毎日使っているWebサービスやアプリの裏側で、データのやり取りに使われています。 目には見えませんが、JSONがなければ今のインターネットは成り立ちません。
1. TwitterやInstagramの投稿データ
SNSで投稿を表示する時、裏側ではサーバーがJSON形式でデータを返しています。 投稿の文章、投稿者の名前、いいね数、コメントなどが、すべてJSONで構造化されて送られてきます。 ブラウザやアプリがそのJSONを解析して、見やすい画面に表示しているのです。
{
"postId": "12345",
"author": {
"name": "田中太郎",
"username": "@tanaka"
},
"content": "今日は良い天気です!",
"likes": 42,
"comments": [
{"user": "佐藤", "text": "いいね!"},
{"user": "鈴木", "text": "同感です"}
],
"timestamp": "2026-01-17T10:30:00Z"
}2. 天気予報アプリ
天気予報アプリは、気象APIからJSON形式で天気データを受け取ります。 「東京」「晴れ」「25度」「湿度60%」といった情報が、キーと値のペアで返されます。 アプリはそれを解析して、天気アイコンや気温を画面に表示します。
{
"location": "東京",
"weather": "晴れ",
"temperature": 25,
"humidity": 60,
"forecast": [
{"date": "2026-01-18", "weather": "曇り", "temp": 23},
{"date": "2026-01-19", "weather": "雨", "temp": 20}
]
}3. オンラインショッピングサイト
Amazonや楽天で商品を検索すると、サーバーから商品情報がJSON形式で返されます。 商品名、価格、在庫状況、レビュー評価などが、すべてJSONで構造化されています。 カートに商品を追加する時も、JSON形式でサーバーにデータを送信しています。
{
"productId": "P001",
"name": "ノートパソコン",
"price": 99800,
"inStock": true,
"rating": 4.5,
"reviews": 128
}4. package.json(Node.jsの設定ファイル)
プログラミングでは、プロジェクトの設定をJSONファイルで管理することが多いです。 Node.jsのpackage.jsonには、プロジェクト名、バージョン、依存パッケージなどが記載されており、 JSONの構造のおかげで機械が自動的に読み取って処理できます。
5. Google Maps API
地図アプリで住所を検索すると、Google Maps APIがJSON形式で位置情報を返します。 緯度・経度、住所、周辺施設などの情報が、構造化されたJSONで提供され、 アプリがそれを解析して地図上にピンを表示します。
関連用語
| 用語 | 説明 |
|---|---|
| API | JSONはAPIのリクエスト・レスポンスでよく使われる |
| JavaScript | JSONはJavaScriptオブジェクトの表記法から生まれた |
| XML | 構造化データフォーマット。JSONより冗長だが厳密 |