フールプルーフ

ふーるぷるーふ / Fool Proof

作成日: 2024-01-07 | 最終更新: 2026-02-03
このページで分かること
  • フールプルーフとは「ミスを防ぐ」設計思想
  • Webサイト・Webサービスで身近に使われている
  • 身近な例(日常生活・ITサービス)からの理解
  • よくある質問(FAQ)
フールプルーフ - 確認ダイアログなどミスを防ぐ設計をわかりやすく学ぶ

1. フールプルーフとは

フールプルーフ(Foolproof)とは、「利用者が間違えても、重大なミスや事故につながらないようにする設計思想」のことです。

「注意力」や「慣れ」に頼らず、設計そのものがミスを防ぐことを目的とします。 関連概念としてトヨタ自動車 - トヨタ生産方式「自働化」(誤品取り出し防止などポカヨケの考え方)も参照してください。

2. Webの世界でのフールプルーフ

実は、私たちが毎日使っているWebはフールプルーフだらけです。

Webでよくあるフールプルーフの例

  • 入力内容が正しくないと送信できない
  • 必須項目が未入力だとエラーが表示される
  • 条件を満たすまでボタンが押せない
  • 操作前に確認ダイアログが表示される

入力制限・ボタンの無効化

ユーザーが「間違えないように頑張る」のではなく、間違えた状態では先に進めない設計になっています。

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その他のフールプルーフ例

他にもWebでよく使われるフールプルーフの例を、アコーディオン形式で紹介します。

確認ダイアログ(confirm)

削除・送信・購入前などに「本当に実行しますか?」と確認する仕組みです。

削除・送信・購入前などに「本当に実行しますか?」と確認する仕組みです。 下のボタンを押して体験してみましょう。

サンプルコードを見る
const confirmed = confirm('本当に削除しますか?');
if (confirmed) {
  // 削除処理を実行
}
入力形式のガイド・リアルタイム警告

メールアドレス形式でないと警告表示、文字数オーバーで即時エラー表示する仕組みです。

メールアドレス形式でないと警告表示、文字数オーバーで即時エラー表示されます。

0 / 20 文字

サンプルコードを見る
<!-- メールアドレス形式のみ許可 -->
<input type="email">

<!-- 文字数制限 -->
<input maxlength="20">
操作できないUI(非表示・グレーアウト)

権限がない操作は最初から表示しない、条件未達成の操作は選択不可にする仕組みです。

権限がない操作は最初から表示しない、条件未達成の操作は選択不可にします。

現在: 未ログイン

ログインすると利用できます

サンプルコードを見る
<!-- disabled属性でボタンを無効化 -->
<button disabled>送信</button>
button:disabled {
  opacity: 0.6;
  cursor: not-allowed;
}

3. 身近なフールプルーフの例

Webも日常も、考え方は同じです。

ITサービスの例

  • ATM:金額未入力だと次に進めない
  • スマホアプリ:未設定項目があると保存できない

日常生活の例

  • 電子レンジ:ドアが開いていると動かない
  • USB:上下逆では挿さらない(Type-Cは両面挿し可能)

関連用語

用語説明
バリデーションフールプルーフを実現する代表的な手段の一つ
ポカヨケ製造業におけるフールプルーフの概念
HTMLHTML5の標準機能でフールプルーフを実装できる
JavaScript確認ダイアログやカスタム制御で誤操作を防ぐ
CSSボタンの色分けやdisabled状態のスタイリング

よくある質問(FAQ)